ヤマゲンのひと

この道極めて50年。

工場長 山本幸夫

より確実に、より効率的に。

製造部長 平田ますみ

もっと「おいしい」を
伝えたい

営業課 村上宏行

小学校で手前味噌講座を開いたことも。

工場長自作の配線

#1 工場長 山本幸夫

入社:1968年(昭和43年)
出身地:富山県砺波市
趣味:カラオケ
休日の過ごし方:家庭菜園(カボチャがお気に入り)

ヤマゲンに入社してからの思い出

ヤマゲンに入社したのは50年前、高校を卒業してすぐのことです。初めは住みこみで働きました。田舎出身の私にとって、当時の奥さん(社長・母)の作るごはんは見たことのないご馳走ばかりで(例えば、当時は珍しかったハムカツ、オムレツなど)、とてもうれしかった。
仕事はというと、自動機械はなく、全て人の手の作業。先代の社長と麹室に入って、よく一緒に作業していました。「穴が空いているから気をつけろよ!」と言われた矢先、社長が穴から落ちてしまい皆で大笑いしたのが懐かしいです。もちろん、そんなに深い穴ではなかったので安心してください。
私は昔から工作が好きで、工場の機械や電線は私の手作りのものがいまだに多く使われています。当時は自分で本を買って一生懸命勉強しました。

現在の仕事内容

今は技術伝承が一番。製造については若い社員がかなり育ってきました。品質の見極めも安心して任せられます。商品開発や設備更新・新設備導入はノウハウが必要な部分ですので、伝えていっている最中です。

これからのこと

お客様はもちろん、現在・先代の山元の仲間達にも、胸をはって誇れるうまい商品をこれからも作っていきたい。

ヤマゲンのここが好き!

営業・商品開発・製造の距離感がとても近いこと。お客様の声を反映して味を改良したり、新商品へと展開していくのがとてもスピーディーなのがヤマゲンの特性・強みだと思います。

 

社員になったばかりの平田さん

日々の日課、製造計画作成中

#2 製造部長 平田ますみ

入社:1997年
出身地:大阪府岸和田市
趣味:カラオケ
休日の過ごし方:プール、夫とツーリング

入社のきっかけ

 大阪にいた頃は主婦でした。高岡に来てから、同居の祖母に働きに出るよう勧められ、友人の勧めもありヤマゲンの面接に来ました。それから5年ほど経ち、子供が大きくなり、同じ時期に家を建ててローンを組んでしまったので(笑)、パートから社員になることにしました。 

思い出

 製造業に就いたことがなかったので、右も左もわかりませんでしたが、覚えるすべての仕事が楽しかったことを覚えています。その頃は、ひたすら味噌の桶縛りをしたり、段ボールを作ったり…いかに速く、きれいに仕上げるかに全力を注いでいました。
 また、入社当時は子供も小さく、幼稚園の送迎の時間に合わせた就業時間にしていただいたり、私が入院した時も、1か月以上お休みをいただいたりしたことを大変感謝しています。

現在の仕事

 社員になってからは「製造計画」と「資材管理」も受け持つことになりました。
 製造計画では出荷数と適正在庫を考えて、「今日はなにをどれだけ作るか」計画を立て、指示します。いかに効率の良く作るか考えることも重要な仕事です。ここでの工夫によって、商品1つにかかる費用(主に人件費)が節約できますので、お求めやすい価格で商品を提供することができます。
 資材管理は製造計画の延長にある仕事ですが、日々の製造予定に沿って、資材の在庫数把握、発注を行います。初めに計画したとおりに資材を使い切った時には「よし!」とうれしくなります。

今後のこと

醸造業というと暗いイメージがありますが、若い人のアイディアを取り入れて、もっともっと明るいイメージの会社になれば良いと思います。

ヤマゲンのここが好き!

失敗を恐れず、チャレンジできる環境であること。

なべの試食イベントにて

#3 営業課 村上宏行

入社:2009年(平成21年)
出身地:富山県氷見市
趣味:スポーツ、買い物
休日の過ごし方:野球、買い物

ヤマゲンで働き始めたきっかけ

食べることや料理をすることが好きなので食品関係で働きたいと思っていました。
中でも、ヤマゲンの醤油・味噌は小さい頃から慣れ親しんだ味で、この伝統のある味を、これからも長く伝えていって、お客様に「美味しい」と笑顔になってもらえるような営業や開発をやりたいと思いました。

仕事内容

 配達と営業を担当しています。
 配達は、古くから取引のある地元の酒屋さん、スーパー、学校などに直接足を運び商品を引き渡すというだけでなく、直接顔を合わせてお話ができる貴重な機会です。商品の感想や、商品陳列のアドバイスをいただくこともあり、勉強になります。
 営業の仕事は2年前から受け持ち、現在は中部地方を担当しています。地域によって食文化が大きく異なり、特に私の担当の名古屋地区には赤みそ文化があります。スーパーの棚割も地元と全く違うので非常に驚きました。それと同時に「富山の越中みそとはどんな味噌なのか」ということをどう伝えるか考える機会にもなり、自社製品の良さを再確認できました。

苦労したこと

初めは、味噌・醤油は重量があるので体力的にヘトヘトになったりもしましたが、今は鍛えられて強くなりました!

やりがいを感じるとき

お得意様の商談で自分の提案した商品が棚に並んだ時は本当にうれしいです。

今後のこと

これからは意外性のある新たな販路の開拓をしていけたらと思っています。その他にも、いろんなことにチャレンジして、ヤマゲンのブランドと共に、人間的にももっと成長したいです。