.高岡古城公園の桜

 桜、真っ盛りの高岡古城公園を訪ねてみました。今年は、いつまでも寒い日が続き、例年に比べ春の訪れは遅かったようです。近日の陽気のおかげで、桜は一挙に咲き始めました。

平成17年4月14日
鮮やかな赤を水面に映す重陽橋。 利長の時代この橋は跳ね橋だったという。
高岡四百年の四季の移ろいをずっと見守ってきた、慶長時代の石垣
噴水の描く円ものどかな中ノ島 秋には万葉集朗唱の会の会場となる場所
 
動物園前の桜並木 (旧明き丸)
枡形壕 古来より塵溜らずの池といわれ、いつも水は澄んでいる。
樹齢約120年のソメイヨシノ
高山右近像
前田利長像
射水神社のしだれ桜
搦手門付近の桜並木
大手門付近から 搦め手門方向を見る。
太鼓橋
 高岡駅前ウィングウィングから見た桜馬場通り。桜馬場通りの桜の起源は古く、慶長15年(1610)、高岡開町の時代に馬術射的の練習場として設置された馬場の両脇に植えられた山桜をルーツとする。桜馬場通りは、かつて高岡随一の桜の景勝地だった。桜並木は大きく枝を張り、桜の花のトンネルとなって高岡市民の目を楽しませていた。
 昭和三十年代の道路拡幅により桜馬場の桜の多くは、古城公園の小竹藪に移転され、その姿を消すこととなった。しかし、市民の間に桜馬場の復活を願う気持ちは強く、昭和58年に加茂善治らによって、新たに桜の植樹が行われた。その桜が、成長してきている。
現在の桜馬場通りの桜 未来の景観が楽しみ

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