鱈の煮物
魚に雪とかいて鱈(たら)。名前のとおり、雪の降る季節に代表的な食材です。 鱈は身だけでなく真子(卵巣)白子(精巣)ザン(身を取った残り)と、余すところなく食べます。みそ汁にしても、鍋にいれても、フライにしてもおいしいです。これは煮物。タップリの昆布を敷いて醤油味で煮ます。夜の間、寒いところに鍋ごとおいておくと、鱈からでた脂肪分がゼラチン状に固まります。このプルプルと鱈の白い身をいっしょに食べるのがなんともおいしいです。新しい鱈は煮たときによく身がしまり、身と骨がほろほろとほぐれて独特の旨みが感じられます。味のしみた昆布もおいしいですよ。棄てずに食べてね。
■材料■

鱈・昆布・ねぎ・水・醤油・酒・みりん

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