百万石まつり
「槍の又左」さんのホームページより 
とてもさわやかな笑顔の松平健さん
http://www2.pf-x.net/~matazaemon/index.htm
 毎年6月11日から14日に行われる「加賀百万石まつり」は、加賀藩祖・前田利家公が天正11年(1583)6月14日、金沢に入城し、金沢の礎を築いた故事にちなんだ祭りです。この祭りは明治初期に始まり、第二次世界大戦中いったん中断した後、昭和26年に復活。この時から「百万石祭り」と命名されたそうです。
 この「加賀百万石まつり」祭りの中で、藩祖前田利家の金沢入城を再現して、約5時間にわたって金沢市内を練り歩く「百万石行列」は、メイン・イベントです。近年は毎年、前田利家役を男優さんが扮しており、注目度は高いですね。
 写真は、平成13年に利家役をしたマツケンこと松平健さん。
 「あの時の凛々しいお姿は、今も目の裏に鮮かに残っている」と、金沢のおばちゃんたちは力説! マツケンサンバのスパンコールの衣装や弁慶の僧兵姿もいいけど、武将姿のなんと似合うこと。(最近の水虫のコマーシャルもインパクトありました。)
 やっぱり、オーラが違う、健さんは。

8年
高橋 英樹
9年
あおい輝彦
10年
千葉 真一
11年
藤岡  弘
12年
勝野  洋
13年
松平  健
14年
風間 トオル
15年
加勢 大周
16年
東 幹久
今年
赤井秀和
 平成8年度からの 利家役の男優さん名前を上げてみました。この不景気な時代に、さすがは金沢百万石。去年は、「芸能人は歯が命」の東幹久さんで、今年は「難波のロッキー」(古いか?)こと赤井秀和さんという豪華キャストぶりです。
 お松の方も人気です。まつ役は現地調達でありまして、香林坊大和・名鉄丸越の2つの地元デパートに勤務する女性の中から毎年2社交代で選び出しています。各デパートの人事課では、金沢市およびその近隣地域在住で未婚。かつ美形で、スタイルがよく、インタビューなどにも的確に対応できる女性を選んでいるそうな。
 「美形」というと、尺度は曖昧だけど、現代風な顔立ちよりも時代劇のかつらが似合うふっくらした顔立ちの、古典的ないわゆる加賀美人が良しとされるという。
新装オープンした金沢駅
 噂ではまつ役に選ばれると、見合い話が殺到し、結婚条件がぐぐっとアップするとか。まつ役が、現代版「加賀百万石玉の輿コース」の常道であるらしい。「ぜひ、わたしもまつ役をして玉の輿にのりたい」「わたし、なんだか自信あるわ」と思う人、まずは香林坊大和か名鉄丸越に就職なさるのが宜しいでしょう。
 みなさん、今年の6月は、加賀百万石まつりと高岡瑞龍寺のセットで「加賀越中前田利長の旅」はいかがですか。途中、新緑の倶利伽羅山ドライブを加える、なんてどうでしょう。
 長兵衛、先日金沢城の散策に行ってまいりましたので、ここで、せん越ながら「前田利長と金沢城」のガイドをいたしましょう。『金沢城物語』森栄松著(石川県図書館協会)を参考としながら、ご案内させていただきます。

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